各地の窯元からの荷物をほどくと
大量の新聞紙の片付け、というおまけが付いてきます。
片付けは大変だけど、お宝記事を見つける楽しみがあります。
沖縄の住宅新聞に、
読谷村立の保育所では、30年前から
読谷北窯の器を使い続けているとの記事がありました。
「物を大事にする思いやりのある子に育ってほしい」 と
当時の先生たちが役場に希望を出したのだそうです。
今は2歳のクラスから陶器を使っていて、
割らないように丁寧に扱っているとのこと。
店にも、小さい子どもさんの器を探しにみえるお母さんが
いらっしゃいます。
17日から始まる「みずたまの器展」では、
そんな小さい子どもたちにぴったりの、小さいお茶碗もありますよ。
保育所長さんの言葉から。
「気を付けていても割れることはあるけれど、
ある程度割ってもいい。
割れると気付くことが大事なんです。 ・・・
遊んで食べて寝て、いろんなことを学んでほしい」
週刊タイムス住宅新聞 2010年8月27日号より