読谷のやちむんの里の入り口に
「宙吹ガラス工房 虹」というガラス工房があります。
現代の名工、稲嶺盛吉氏の工房です。
東京出身の小野田郁子さんは、
こちらで長く修行された後、2009年に独立されました。
彩砂と書いて「るり」と読む工房の名前は、
親方である稲嶺氏からのはなむけの名付けだそうです。
沖縄旅行で、吹きガラス体験をされた方も多いと思います。
思い出していただくと、
吹きガラス制作は一人では難しく、共同作業で完成するもの。
それを、すべてお一人でつくることの困難さもあわせて、
楽しんで作っておられること、小野田さんとお会いして感じました。
溶けた再生ガラスが形になっていくその過程を
やわらかなフォルムから感じられる温もりあるガラスたちです。
写真は、しずく。
やさしいサンキャッチャーに、とウィンドウに飾りました。
二つ並べるとコロロンと鳴る音色もやさしいです。
グラスや小鉢、お皿、はしおき。
花器なども入荷しています。
お日さまが顔をだしたら、写真を撮ってまたUPします。